「ヤマトの方はどうだよ」
「うむ。レオナルドで達してきたジャンクパーツがやっと生きたよ。飛行甲板の左右のスポンソンに取り付けた」
「予定通り?」
「実はそうでもない。片面飛行甲板の予定が両面に変更されたので、スポンソンの上下に武装を付けた。その結果、数が足りなくなった。機銃っぽくないパーツも多用して帳尻を合わせた」
「ひ~」
「ちなみに、パーツの正体が何者かは不詳。明らかにWLシリーズよりも出来が悪い。しかしそれで良かった」
「なぜ?」
「本体側のパルスレーザーとバランスを取るなら、剥き出しの対空砲はあり得ない。密閉型の対空砲のパーツが欲しかったわけだ。結果として穴まで再現されていない甘いパーツの方がそれっぽかった」
「なんて選び方だ」
「だからさ。WLの25ミリ三連装機銃とか高角砲は使ってないわけ。あれは人間が露出して操作する兵器だから」
「パーツが付いたらどうなる?」
「エッジの処理とかいろいろやることもやってしまえば、後は塗るだけだ。そして、艦載機の積み込み」